2019年10月15日火曜日

シンナー?か何か工具系で使われるような揮発性の強烈な匂いがついていました。

お客様:
一点だけクレームと言いますか、残念なことがありました。
梱包のプチプチがあったかと思いますが、シンナー?か何か工具系で使われるような揮発性の強烈な匂いがついていました。部分的にというよりもプチプチ全体で、です。
ワインは周りの匂いをコルクから吸収してしまうため、味がダメになってしまいます。
これについて何のあれかヒアリング出来ますか?
場合によっては日本国内価格で20万程度の酒がパーになってしまいます。
この程度のことは言わなくても、、、と思いましたが、匂いがシンナー系だったため、ちょっとまずいです。
場合によってはこのまま捨てることになります。
回答:
包装をした際には、プチプチは変な匂いはまったくありませんでした。
また、シンナ一の匂いもありませんでした。 
ワインのシンナー臭について調べたところ、いくつかの記事が見つかりましたので、ご案内させていただきます。 
5大白ワインをご馳走になった
Savennieres Clos de la Coulee de Serrant 2005 (サヴニエール・クーレ・ド・セラン)
シンナーの匂いが強烈にしました。 
赤ワインの場合
主なものとして産膜酵母の汚染によるシェリー様の香り(アルデヒド臭)やシンナー臭(酢酸エチル臭) 
酢酸菌
酢酸エチル
酢酸がエタノールと脱水縮合(結合)した場合、エステル類の一種で、酢酸エチル(Ethyl Acetate)が生じます。酢酸菌や産膜酵母が影響します。酢酸自体だと酸味が強く酢の匂いがし、酢酸エチルともなれば濃度にもよりますが濃いと除光液、マニュキュア、ボンド、マジックなどのツンツンした香りが特徴です。実際、酢酸エチルはシンナー、ペンキなどの塗料の溶剤として使われています。 
問題のあるワインを見極める 【第2回】
(4)VA(ヴィーエー/ブイエー)の出ているワイン
VAが強く出ると、ワインは特徴的なにおいを発します。そのにおいの成分は、接着剤のセメダインやマニキュアの除光液から出る匂いと同様のものです。 
[2016年11月号]特別セミナー 『ワインの欠陥(オフ・フレーヴァー)』
揮発酸
香りの特徴: ボンド・除光液・シードル・ビネガー(セメダイン系の香り)など。ツンツンとした刺激 
セメダイン味のワインに出くわした! 死ぬほど臭かった!!
お客様:
ワイン問題ありませんでした
この度は誠にありがとうございました。
最後あれこれでお騒がせしました。
ご対応に感謝します

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